ページは何故ページと言うのかな?

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本などの片面を「ページ」といいますが、これはラテン語のパンゴからきています。

パンゴとは、しっかり結びつけるという意味です。

昔は葦(あし)に似た パピルスの繊維を重ねて紙を作りました。

そこから「1枚の紙」あるいは「書物」のことをパギナと呼ぶようになり

これが英語に入ってページとなったのです。

そのページを漢字で「頁」と書くことがあります。

「頁」という字は人がひざまずいて礼をしてくれるさまを、「頭=かしら・あたま」という意味です。

ですので

本来ページとはなんにも関係ないのです。

中国や日本では紙や書物は一丁、二丁、

あるいは一葉、二葉と数えていました。

「葉」は中国で「イェー」と発音し、「頁」「員」に字ずらがよくにてます。

「員」「かぞえる」という意味です。

そこで中国はページに「頁」の字をあて、我が国でもそれに準じたのではないかと思われています。

諸説ありますが最も有力な雑学ですよ。


現在ページと言う言葉はいろんな文章でも見出しでも使われていますが・・・

ページの使わ方の最初の始まりを少し知ってれば また違う角度でページの発見があるかもしれませんね。

Googleトレンドで検索しても

こんなにページは出てきます。

宝くじサイトマイページ
ページの森キャスト
受験者ページ
オリンピックマイページ


などなどいろんなページの使われ方が有りました。

その他にはこんな疑問も・・・
「頁」を「ページ」と読むのは、訓読みですか、音読みですか。


漢字文化資料館


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