【ウイルス感染】徳島県 ヒトメタニューモウイルス感染者 死亡者5人!
コロナウイルスだけではない!ヒトメタニューモウイルス感染者

徳島県阿波市の高齢者施設でヒトメタニューモウイルス感染で5人死亡
発表では、1月6日以降、80歳代~100歳代の高齢者に発熱などの症状が出始め、
16~22日に5人が死亡。
施設側から届け出を受けた県吉野川保健所の指示で、
施設が症状のある患者31人を調べた結果、
17人からウイルスが検出された。
31人のうち8人が入院し、
23人が施設で治療を受けている。
いずれも快方に向かっているという。
職員に感染者はいない。
徹底的に感染予防をしていても防ぐことができないのが現実です、
最低限の感染予防に努めましょう。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこすウイルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。
小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。とくに乳幼児や高齢者では重症化することもあり、注意が必要です。
ヒトメタニューモウイルス感染症は、いわゆる風邪症状にとても似ています。
ヒトメタニューモウイルスに感染しても、1週間程度で症状は治まります。しかし、1回の感染では免疫が獲得できません。何度か繰り返して感染してしまいますが、年齢が上がるにつれて徐々に免疫がつき、症状が軽くなる傾向にあります。
ヒトメタニューモウイルスは、ウイルスの遺伝子も感染症の症状もRSウイルスに似ており、症状も見た目だけでは診断できません。
感染の流行を防ぐためにはウイルスの鑑別を行うことも大切ですので、医師から検査を勧められることがあります。
ヒトメタニューモウイルスの迅速診断キットでは、鼻咽頭を細い綿棒でぬぐった後、5~15分程度で鑑別できます。
・基本は対症療法
ヒトメタニューモウイルスだけに感染している場合、各症状を楽にするための対症療法を行います。
水分をしっかりととり、温かくして、ゆっくりと休みましょう。
症状が辛いときは、咳や鼻水を抑えたり、熱を下げたりするためのおくすりが出ることがあります。
・細菌の同時感染にも注意
ヒトメタニューモウイルスと同時に細菌にも感染してしまうことも少なくありません。
ヒトメタニューモウイルスに感染し、熱が4日以上続く場合は、細菌にも感染している可能性があり、その場合は、抗菌薬が必要となります。熱が長引く時は中耳炎や細菌による肺炎などをおこしていることがあるので、もう一度早めに受診しましょう。また、おくすりが出たら、医師や薬剤師の指示通りにのみましょう。
ヒトメタニューモウイルスは、咳やくしゃみで吐き出されたウイルスが付いてしまったり(飛沫感染)、気がつかないうちにウイルスに触れてしまったり(接触感染)することで感染が拡がります。
保育園・幼稚園や小学校などでの集団感染に注意する必要がありますので、家に帰ってきたら、手洗い・うがいを徹底しましょう。
また、家庭内でもご兄弟、ご両親、おじいさん・おばあさんに感染してしまうことがあります。
お子さまの調子がよくないときは、ウイルス感染が拡がらないよう、マスクを着用する、タオルや食器を分けるなどの感染対策をしましょう。

記事引用
Meiji Seika ファルマ

徳島県阿波市の高齢者施設でヒトメタニューモウイルス感染で5人死亡
ヒトメタニューモウイルス集団感染か、介護老人施設で5人死亡
徳島県は31日、同県阿波市の介護老人保健施設「しょうか苑」(入所者78人)で、1月中旬から、1週間に80歳代~100歳代の男女5人が肺炎などで死亡したと発表した。施設では、発熱やせきを引き起こす「ヒトメタニューモウイルス」の集団感染が確認されており、県は「5人が感染した可能性もある」としている。
発表では、1月6日以降、80歳代~100歳代の高齢者に発熱などの症状が出始め、
16~22日に5人が死亡。
施設側から届け出を受けた県吉野川保健所の指示で、
施設が症状のある患者31人を調べた結果、
17人からウイルスが検出された。
31人のうち8人が入院し、
23人が施設で治療を受けている。
いずれも快方に向かっているという。
職員に感染者はいない。
徹底的に感染予防をしていても防ぐことができないのが現実です、
最低限の感染予防に努めましょう。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
ヒトメタニューモウイルス感染対象・予防・治療法は・・・
ヒトメタニューモウイルス感染症とは
気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこすウイルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。
小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。とくに乳幼児や高齢者では重症化することもあり、注意が必要です。
ヒトメタニューモウイルス感染症の主な症状
ヒトメタニューモウイルス感染症は、いわゆる風邪症状にとても似ています。
ヒトメタニューモウイルス感染症の特徴
ヒトメタニューモウイルスに感染しても、1週間程度で症状は治まります。しかし、1回の感染では免疫が獲得できません。何度か繰り返して感染してしまいますが、年齢が上がるにつれて徐々に免疫がつき、症状が軽くなる傾向にあります。
ヒトメタニューモウイルスは、ウイルスの遺伝子も感染症の症状もRSウイルスに似ており、症状も見た目だけでは診断できません。
感染の流行を防ぐためにはウイルスの鑑別を行うことも大切ですので、医師から検査を勧められることがあります。
ヒトメタニューモウイルスの迅速診断キットでは、鼻咽頭を細い綿棒でぬぐった後、5~15分程度で鑑別できます。
ヒトメタニューモウイルス感染症の治療
・基本は対症療法
ヒトメタニューモウイルスだけに感染している場合、各症状を楽にするための対症療法を行います。
水分をしっかりととり、温かくして、ゆっくりと休みましょう。
症状が辛いときは、咳や鼻水を抑えたり、熱を下げたりするためのおくすりが出ることがあります。
・細菌の同時感染にも注意
ヒトメタニューモウイルスと同時に細菌にも感染してしまうことも少なくありません。
ヒトメタニューモウイルスに感染し、熱が4日以上続く場合は、細菌にも感染している可能性があり、その場合は、抗菌薬が必要となります。熱が長引く時は中耳炎や細菌による肺炎などをおこしていることがあるので、もう一度早めに受診しましょう。また、おくすりが出たら、医師や薬剤師の指示通りにのみましょう。
帰宅したら、手洗い・うがい 家庭内でも感染対策を
ヒトメタニューモウイルスは、咳やくしゃみで吐き出されたウイルスが付いてしまったり(飛沫感染)、気がつかないうちにウイルスに触れてしまったり(接触感染)することで感染が拡がります。
保育園・幼稚園や小学校などでの集団感染に注意する必要がありますので、家に帰ってきたら、手洗い・うがいを徹底しましょう。
また、家庭内でもご兄弟、ご両親、おじいさん・おばあさんに感染してしまうことがあります。
お子さまの調子がよくないときは、ウイルス感染が拡がらないよう、マスクを着用する、タオルや食器を分けるなどの感染対策をしましょう。
記事引用
Meiji Seika ファルマ
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